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鸚鵡の唄
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作詞 浅見 |
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人の真似をしたら 「かしこいね」と褒められた
人のマネをしたら 「おもしろい」と褒められた
誰かの真似さえすれば 褒められる
それだけは 褒められるんだ
いつから僕は 鸚鵡になったっけ
いつから僕は 意志を忘れたっけ
夢も可能性も同時に捨てた
『僕』って なんだったっけ?
僕は鸚鵡さ 沢山のヒトに注目される
僕は鸚鵡さ 常にマネする機会をうかがってる
なんでもできる 僕は鸚鵡なんだ
真似さえすれば 褒められるんだ
完全に僕は 鸚鵡になれた やっとなれた
その代わり 失ったモノも沢山あった
それを考える意志さえも いつの間にか失った
『僕』って なんだったっけ?
人間様に眺められてる分際で 餌付けられてる分際で
うぬぼれている 鸚鵡さん
アンデンティティなんて知るもんか いっそいじけて
鸚鵡のフリする 人間様
そんな事より あんたらをつまらん評価するカゴから出るのが 先だろう
君は君だろ 狭いカゴで過ごすうち
自分には手足がある事を 忘れたのか?
自分の本当にしたい事を 忘れたのか?
小さな夢があった事を 忘れたのか?
君は君だろ それを忘れちゃいけないだろう
人の真似をするよりも 鸚鵡の真似をするよりも
批評という名の 鍵のついたカゴから抜け出せた方が ずっとカッコイイよ
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