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愛しひ貴方ゑ捧げたひ
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作詞 平賀 涼 |
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視つけたわ 貴方ヲ 私の皇子様 哩想の皇子様
裸足で追ひかける 貴方は遠く 逃げなひで 皇子様
逃げても私は追ひかける 血ヲ纏い散らしながらも
脚の裏 傷だらけ
脛 斬断寸前
膝の皿 崩壊寸前
太股 腐食
私は氣にしなひ 楚れは総て貴方の為だから 嗚呼
樋鳴を上げよふとも 我を忘れ 的は貴方
僧して 虜らゑ
「捕まえた」 悦ぶ
貴方 失心
私 崩壊 寸前 危険
愛しひ貴方ゑ捧げたひ 私ヲ 心逝くまで 御堪能彼れ
何故(どう)して? 貴方 動かなひ?
興きてくださひ 私ヲ哀しませなひで
氣になり 貴方の中ヲ覗く
心 動いてなひ 停止 其れヲ食す
一心同胎 毎日(いつ)も一緒
亡す時は別だつたけど
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