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オオカミ
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作詞 りほ☆ |
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暗い深い森の中
オオカミが一匹
長い銀色の髪をなびかせ
さっそうと走り去る
森は一瞬でざわつく
オオカミは強い
しかしある日
オオカミは驚いた
“俺さまの姿を見れば
皆怖がって逃げるのに
お前はなぜ逃げない?”
夜空に浮かぶ丸い月
“お前は怖くないのか?”
オオカミはそれから
毎日月に会えるのが楽しみだった
逃げないで、そばにいて
愛して
月は何も言わず
ひっそりとオオカミを照らす
銃声が響く
明るい夜
オオカミは目がかすみ
月がよく見えない
“お前の姿はよく見えないが
ずっとそばにいてくれているのか”
逃げないで、そばにいて
愛して
本当は寂しくて
一人は大嫌いで
“もし生まれ変わるなら
お前のような誰かの足元を照らせるやつに・・・”
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