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ふとんへ
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作詞 がふ |
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君は白く柔らかい肌で幼い僕を包んでくれた
君のぬくもりだけは今も忘れてはいないよ
いつ僕が君に出会ったか実はよく覚えてないんだ
いつから君が好きだったのかもよく覚えてないんだ
君がそばにいたことは僕の寝るときの思い出
君のぬくもりがあるだけで僕は幸せに眠れた
今の僕には君をあの日ほど愛せる自信がないよ
変わってしまったから
君はいつしかボロボロになっててお母さんは「捨てようか」と言った
僕は悲しくなって涙をこぼして君を離さなかった
涙は君とお母さんに滲んで 君はとうとう捨てられなかった
君は覚えてるかい その時の涙の味を
今よりもきっとおいしかったその涙の味を
疲れたこの体を 荒んでしまったこの心を
君に包んでほしいけど 君はもういない
数年経ったある日 君は突然いなくなった
予感はしてたけどさよならも言えなかった
僕は少し下を向いた けどそれ以上何も思わなかった
何も 何も思わなかった
それからのふとんを 君を愛したように愛せない
愛した方がいいかい
君のために愛さない方がいいかい
僕のために愛さない方がいいかい
今の僕には君をあの日ほど愛せる自信がないけど
変わってしまったけど
あの日には戻れないけど
君のぬくもりだけを忘れてないなら
僕は 生きていけるよね
君は 僕の心で
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