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手の平越し
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作詞 麗凛 |
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夕凪 階段 セーラー服
大きな背中を追いかけた
影が伸びていく
君と重なる
後ろから抱きついたら
「バカ」って怒るかな?
同じ方向の帰り道
君が一段下りる
私が一段下りる
夏祭り前 神社の坂道
届きそうで届かない
曖昧なラプソディ
一歩踏みだそう
少し大きな歩幅で
君の横顔覗きに
言葉は使わない
口から出るのは嘘ばかりだから
少し触れた手
照らす茜色
手の平越しに伝われ
“I love You”
放課後 ブランコ 蝉の声
制服の裾が舞い上がる
風が吹く
君が振り返る
いつもの仏頂面で
「遅い」って怒った
分かれ道の交差点
君が右へ進む
私が左へ進む
青色の点滅 タイムリミット
届けたいけど届けない
意地っ張りハーモニー
手を伸ばそう
いつもよりもっと遠く
君を困らせてみたい
言葉は使わない
さよならはイヤだなんて言えないから
少し触れた手
照らす茜色
手の平越しに伝われ
“I love You”
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