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静想
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作詞 ライセ |
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触れた指から 消えた微熱
問いかけても 返らぬ返事
導き出した 答えが告げた
今年はじめの 出来事でした
壊れてしまったその体は
綺麗なまま 微笑 浮かべ
物置裏の秘密の園へ
静かに密かに隠します
隣に亡くした感情添えて
大好きでした だから
誰にも奪われたくなかったの
このまま
私の下でお眠りください
誰にも知れずいつまでも
涙に染まった 季節を越えて
風がよこぎり 震える夏に
初めて出会い 喜び生まれ
その時から 消えてた寂しさ
帰って来ました少しずつ
別れの予感 幽かに 感じ
嫌がる意識が目覚めたら
赤くて白い私の手
鼓動が途絶えた首すじなでた
愛していました ただ
何処にも行かないで欲しかったの
いまでは
募る不安を冷たい寝顔が
慰めてくれる泣き止むまで
それから時は 早足で進み
異臭も少し 漂いはじめ
形が無くなるこの抜け殻
誰にも渡しは 奪わせません
お眠り下さい ずっと
朝日も見らずに永遠に
いつかは
私は何処へも行きませんから
誰にも知られずいつまでも
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