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natural
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作詞 ほ☆さ☆か |
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何も見えない 無の中に私の意識があった
時が流れ 真っ白い空間がすべてを包んでいた
そして世界を作っていた
鮮やかに色が映えて 呼吸を感じた
鳥が歌い 音を作り 蝶が舞い 季節を作り
花にも色がついた
時をなぞり 感じたことすべてが 私に溢れる
宝石にも敵わない 美しさがあった
生まれゆくもの全部に 愛を感じた
私は考えた 有の中の私自身を
時が流れ 青色の空が大地を囲んだ
そして世界を抱いていた
風が舞うたびに 花びらを目で追う
花が散り 季節を終え 緑が 季節を呼ぶ
冬を乗り越え
時を数えて 学んだことすべてが 刻み込まれる
消えゆくものに 美しさがあった
生まれゆくもの全部が 儚さを持っている
夜が来れば 黒い世界で星が映える
朝が来れば また世界が戻る
目に映るものすべてが鮮やかで
心に映るものすべてが朧気だった
無から生まれる 有は静かに感情を見せた
生きるものすべてに終焉が訪れるから
寂寥の想いで 消え行くものすべてに
美しさを与えた
私も生まれた この時の中に
そして いつか美しく消える
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