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紙飛行機
作詞 ほ☆さ☆か
透き通った風が この手を突き抜ける
何処までも飛んでいけそうな 透明な風
朝 窓から顔を出したときに 横から通り抜ける
そのなびく髪は 風見鶏と同じ方角に
さらさらとなびかせている
女の子は慌ててペンを握りしめて その風に乗せるように
紙飛行機を作って投げる

「私はここにいるの 誰か拾ったら会いにきて」
そこからは遠い遠い場所だけど
この窓から手を振って合図すると
僕が拾ったこの手紙に文字が連なっていた

紙飛行機が 西の風に運ばれて
僕の差し伸べた手に降りてきた
昼 学校のグラウンドで 寝そべってたときに
その招待状は ベルを鳴らして
呼ぶように起こす
僕は体をゆっくり起こして その風に語るように
行く宛てを尋ねる

「あなたはどこにいるの 僕が会いに行くよ」
どこからか飛んできたメッセージ
この窓から手を振って合図するなら
見えない訳がないだろう
風から受け取った地図を手にとって

走り出した 裸足のままで お洒落しないと失礼かい?
早く君に会いたいんだ 胸の鼓動は高鳴る 
こんな素敵な招待は
二度とないだろう 
定められた運命を 信じてあの丘のふもとまで

「私はここにいるの 誰か拾ったら会いに来て」
その少女はベッドにうずくまり 
願ったことを後悔する
最後に一度 もう一度 窓から
長い髪を風に浮かせ 
外の風景に涙浮かせ
その少年に手を振る

病弱な君がここにいた 僕は君の招待者さ
君はその紙飛行機を手に取り
透き通る空へとおもいッきり投げた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 紙飛行機
公開日 2007/12/24
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 物語風でござい。
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