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独走思考街道にて。
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作詞 雫依瑠子 |
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トラブル続きのtraveling@独走思考街道.jp
引き起こしてしまったのは、愛情事故。
愛情自己?
愛情、時効。
よそ見運転でも、携帯画面注視でもなくて、
はるか遠くのキミ注視、が違反事項で。
そう仕向けたのは、今思えばキミの方で、
日々知らず知らず服用されてた惚れ薬は、
1錠、
2錠、
惨状。
まるで僕の使う道が全てお見通し、な
キミの読みは鋭くて、
毒されて、
読されて―。
愛情、哀情、嗚呼、異常。
「愛=I」と解いてしまえば、
Aijyou=Ijyou=以上?
大きな衝撃にハッと我に返ってみれば、
道路はそこでぷっつりと終わっていたんだ。
目的地を「キミ」に設定したはずのカーナビは、
いつの間にか案内不能で。
“通信”しないはずの
“two 心”は
“痛心”で。
自分勝手な「理解」が招いた「離壊」。
生々しいブレーキ痕が残った独走思考街道。
こんなendは縁遠い証だって、
思いたくないと思えば思うほど―。
恋愛履歴免許証更新はキミとしたかった、
なんて思えば思うほど―。
途方に暮れて天を仰いだ目線の先にあった看板は、
僕からキミへの一寸の隙もない好き、で
切なく悲しく、埋め尽くされていた。
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