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氷心 - ヒョウシン -
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作詞 蒼臥 雅 |
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花びらがひとひら舞い散る
時を止める力なんてない
暗闇の中で泣いている君を
慰めてあげることも出来ない
空白の頭の中で
誰かが叫んでいる
でもそれが誰なのかは
未だ分からない
同じ思いを持つ君に会って
心の氷が溶け出した
君の笑顔を見るたびに
たくさんの心の鍵が開きだした
今 すぐ君の
所へ行きたいよ
今 君の瞳から零れ出る
泪を拭ってあげたいよ
ねえ、
僕には人を愛する資格はあるかな?
心の鍵が取れていくにつれて
君のことが好きになっていって
さらに鍵が取れていくにつれて
君のことが怖くなっていって
君は僕の中で 一番愛する人さ
でも君は僕の中で
一番怖い人さ
君を傷付けてしまうかと
一人で悩んで
君の幸せの為だと
君を突き放してしまった
今 君は何をしているのだろう?
今 君は幸せでいるのだろうか?
突き放しておきながら
また悩む…
恐れずにずっと
一緒に居ておけば良かったのに
あの小さくて温かい手を
ずっと握っておけばよかったのに
今さら…おそい
空白の頭の中で
誰かが叫んでいる
それが誰なのかは今気付いた
それは君だ。
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