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愚かな僕のくだらない悪足掻き
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作詞 里央奈 |
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呼吸が乱れて苦しくて僕は足を止めた
焦燥感が募ってまた走り出す
君の行きそうなとこは全部探したんだ
なのに見つからないんだ
長期戦のかくれんぼ
君を探しています 何処にいますか?
冷静に考えるのは嫌なんだ 不安になるから
何故か無性に寂しくなって口を開きかけたときに気づいた
君の名さえ知らない愚かな僕に
誰かが笑った気がした 君なんだろうか
嘲りでも構わないよ 嘘でもいい
ねぇ僕の中の「君」はほんとに「君」だよね?
「嘘」でも「幻想」でもないはずだよね?
君を見つけに行くんだ 走るんだ
君もまた僕を探して
永遠のループ
途切れることがないなら それもいいかもなぁ
止まらない追いかけっこも久しぶり 懐かしいなぁ
僕が知ってる「君」は多分「君」じゃないんだろう 今更気づいた
だからきっともう会わない方がいい
だから僕は探すよ 君もまた探して
追いかけっこもたまにはいい 永遠になればいい
僕が君の名を呼べないからもう会うことはないだろうと思ったのに
不意に誰かが僕を呼ぶ 聞き慣れた声だ
お願い 近づかないで
僕はこんなにも愚かだった
どうして、教えてしまったんだろう?
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