|
|
|
花占い
|
作詞 森水 |
|
もう 後戻りは出来ないと知った あの日
君の居ない砂利道を歩いた
今でも 後悔はしていない 君と過ごした日々
いつからか 君の消えた日々
嫌われる前に 嫌ってやった
説いた「好き」は実に それ程のものだった
こんな 指一つでつまめる程 小さな愛であっても
あなたが そう思うのなら それは何よりも大きなもの
ちょっと 力を抜いたくらいで 流れ落ちてしまうものであっても
永遠だと 信じた瞬間から 拾い集めている
君の居ない砂利道で
何故 君を 愛していたのだろう
時々悔やんでしまう そんな日々 それ程の愛
嫌われたから 嫌ってやった
それで良かった あなたを忘れられるから
そんな 浅い考えで捨てられる程 軽い恋だった
今では 誰よりも嫌いな人 今では 軽くそう言ってやれる
だけど、少なくとも過ごした日々では あなたが 誰よりも 好きでした
認めたくなくて そっと しまって歩いている
君の居ない砂利道を
季節は巡り 記憶を辿る
記憶は巡り 僕を辿る
「いつか また笑い合えたなら良いなぁ」 そんな思いを馳せる
流した涙の数だけ 人を愛す覚悟があればいい
こんな 悲しみに暮れる恋なら いっそ 君に会わなければ良かった
君を失って また次の人を愛することは 実に容易い
こんな 指一つでつまめる程 小さな愛であっても
あなたが そう思うから それは何よりも大きなもの
どんな 苦しい別れと出会っても いつか また あなたを愛してくれる
そう願って 今は ゆっくりと 歩いている
君の居ない砂利道を
季節は巡り 僕を辿る
僕を辿り 君を辿る
さよなら 大嫌いな 大好きな人
さよなら ありがとう
さよなら ありがとう
さよなら
|
|
|