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サヨナラ
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作詞 竜崎了 |
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テトラポットに座って
白いカモメに手を降った
二羽並んで飛ぶ姿が
あの日と重なった
「そういや、ここで君と並んで夕日を見てたっけ」
呟いて眼を閉じる
涙が零れないように
無くした痛みに押し潰されそうだから
立ち上がり 叫ぶ
サヨナラ
君と見たこの景色よ
思い出がセピアに染まる前に
放課後の教室で
ただぼんやりイスに座る
ふと見つけた机の隅の
相合い傘に微笑んだ
「そういや、ここで君と二人で夢を語ったっけ」
呟いて俯く
涙腺がちょっと緩んだ
無くした痛みに
まだ慣れそうにないから力一杯に叫ぶ
サヨナラ
君と過ごした日々よ
思い出がセピアに染まる前に
季節は巡り
風にせかされるように
ゆっくり歩き出す
心の奥でくすぶってた
想いを今、 風に託して
サヨナラ
君と過ごした日々よ
思い出がセピアに染まる前に
サヨナラ
サヨナラ
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