|
|
|
テノヒラ
|
作詞 あくる |
|
窓の外覗いてみれば 空は泣き出したようだ
一つ一つ涙溢れ やがて大粒になった
僕のこと待ってるだろう君に擬えてみたら
僕なんかに励ませるか少し不安になったよ
「頑張れよ」って言うわけにもいかない
「頑張らなくっていい」っても言えないしなぁ ねえ?
どうしてそんなに泣くんだよ 泣く事ばかり頑張るなよ
辛いのに何で笑うんだよ あぁもう…
こんなに傍にいるのに何もできないなぁ
「それでもいいの」ってきっと泣く。
窓の外覗いてみれば 空は大泣きのようだ
大粒の涙は大地の恵みになってた
「会いに行くから」と言ったのになかなか止まないから
電話しようかと思って また携帯を閉じたよ
こんなものじゃ伝えきれないね
泣き出したらぎゅっと抱き締めてあげたいよ
どうしても無力な僕だよ 無力なくせに偉そうだろ?
辛いのに無理に笑う僕だよ あぁもう…
「大丈夫だよ」って言ってあげたいのになぁ
半端な言葉は吐けないよ。
逃げたほうが楽だろ?どうして闘うんだい?
闘うのは辛いろ?ほら、また涙流す
雨はやがて大粒に 恵みに 海に還る
僕は無力だけど無力だから闘う君に触れてるよ
窓の外覗いてみれば 空はふと泣き止んでた
晴れ晴れとした笑顔して虹をそっと飾ってた
水溜りに君の泣き止んだ顔が見えたから
そろそろ君に会いに行こうか走って今すぐに
伝えきれない想いは 言葉じゃなくてテノヒラで。
|
|
|