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女王の牙
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作詞 Yuuhi Aona |
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訳も無く悲しくて
この視界さえ切ない
少女と呼ばれるあの時期
私の口内に生えた牙
「うるさい。」「あっち行け。」
腹から出た冷たい声
思わず脅かされて 泣くことを止めた
離れた父に笑顔は見せない
快楽を求めて
好きなコトに走ってく今日も
出来ることは無くて
ただ 痛い言葉を浴びせるだけ
息苦しい部屋の色
TVの騒音さえウザい
「反抗期」のせいにしないでよ
本能で語って何が悪いの
素直になれない
悔しい夜があるというコト
知らないくせに生意気だね
感情跳ね返し 頭の冠が落下した
快楽をあげたい
優しい人間で居たいのに
なぜ我が儘で狡いのでしょう?
行き場の無さが苦しめる
青い空が見たいのに
いつも周りには家来が居て
青過ぎる深さに命を
奪われない様 鉄板で見えない・・・・・。
私をどうしたいの?言って?
虚しくて初めて涙零した
「うるさい。」「放っておいて。」
それしか出なくて 声を失くした 私は・・・・・?
快楽を求めて
好きなコトに走ってく今日も
出来ることは無くて
ただ 痛い言葉を浴びせるだけ
快楽を下さい
「私に出来るコトはありますか?」
もしも神が居るなら
この汚れた城を破壊してくれませんか?
人は皆 悲しみと喜びを持つから 今だって
痛い言葉を浴びせて浴びて・・・
これが大人になる旅路と知らずに
幼過ぎた あの頃の夢
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