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my dear friend
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| 作詞 ちｬ-こ |
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お気に入りのアーティスト
アルバム発売前日に
二人で騒いで話したね
明日だね いよいよだ
楽しみだね 嬉しいな
そんな単語の無限ループ
小走りで買ったあのアルバム
やっぱり期待通りの一枚で
次の日話した好きな曲
二人でハモって また笑った
ねぇ今朝は 嫌なことがあったんだ
おはようも言えないで 眉間には皺
君が席まで来てくれたのに
ごめんね
それでも何も言わないで ほっといてくれた
ありがと
頭もだんだん冷えてきた頃
授業が終わる ダサいベル
「一緒に行こ」って君が笑った
体育館までの道 二人で笑った
いくら言っても足りないありがとう
私は何で返せるのかな
そうだな 君が転んだときは
からかいながらこの手を貸せるよ
そそっかしい君だから
役立つ場面は多いと思うな
いろんなことに鈍感なくせに
人の気持ちに敏感で
いつもいろいろ考えてくれるの知ってるよ
勉強すごく苦手なくせに
君の言葉には誰のより説得力がある
外見ふわふわしているくせに
君の中には強い芯
そんな君にいつも私は
救われて 安心している
大人に壊されたささやかな夢も
自分で傷付きもがく心も
君の笑顔が 大丈夫って言う
my dear friend
裏切りも 醜さも
淀みも 偽りも
君の澄んだ目には微塵も無い
先を見通すその瞳で
きっとどこまでも行けると思う
my dear friend
悲しみも 喜びも
希望も 絶望も
君となら共有できる気がする
二人笑いあうこの日々は
きっといつまでも糧となるはずだよ
君となら メールも約束も
無くたって何年後でも会える気がする
めんどくさがりな二人だから
メールも約束もしないのかもしれない
でもたとえば
彼氏ができて 瀬戸際の修羅場に
君からの電話
私はきっと電話をとって
君のもとへと走ると思うんだ
ずっとこのまま 自然なまんま
変わった二人はいつでも笑おう
何年経っても 会ったら笑おう
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