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君の居ない睦月
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作詞 北斗七星 |
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俯いて歩いてく 帰り道は切なく
吹き付ける 冷たい風
睦月の夕暮れ時 憂鬱になる
そして雪が降り出し
悲しみとともに 心を覆っていく
一廻りした拾弐の月が巻き戻す景色
君と歩いた 白く染まった街並み
綺麗なはずの雪も 独りじゃとても冷たいだけで
悴む手を やけに気にしながら歩いてる
落ちては融けていく 雪のように儚く
過ぎ去った 君との日々
思い出しては 涙が零れてく
そして 雪が降り積もり
あの日の景色が 悲しくよみがえる…
君の居ない睦月がこんなにも冷たいとは
君の居ない景色がこんなにも虚しいとは
雪は絶えず降っていて 街はもう白く染まり
あの日とちがうのは 君が居ないことだけ
一廻りした拾弐の月が 時の流れを
残酷な位 突きつけてくるけど
変わらないものなんてないなら この雪が融ける頃
僕の心の悲しみも 一緒に融けると信じて
悴む手を押さえたままで顔を上げたよ
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