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切符
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作詞 北斗七星 |
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僕の心に刻まれている
深い傷跡
時の流れが癒してくれるって
どこかのペテン師の台詞
このまま時が止まればいいな
この先にある悲しみを
知らずにすむから
そう呟いて
投げ捨てた未来への切符
立ち止まっている僕を余所目に
進んでいく世界に
中指立てて
歩いてる奴らを
嘲笑ってる僕が
一番醜いんだろう
そんなの気付いてる
止まった世界の中
一人で歩いてる
悲しみに涙することも無い
喜びに笑うことも無い
止まった時間
それと同時に失った心
何も感じない
なにも思わない
ただ息を吸って吐いてるだけ
止まった世界に飽きてきて
必死で探す未来への切符
何処を探しても見当たらない
そうさ
止まった世界の中じゃ
何にも変わらない
傷ついた心が癒えるはずもなく
悲しみが胸に留まり続けるだけ
なら
悲しみが待っていようとも
ほんの僅かな可能性しかなくとも
喜びを探すために
未来へと歩いていきたい
止まった世界で得た答えが
未来への切符と変わる
今
動き出した世界
次から次へと
やってくる悲しみを受け止めて
喜びを探す旅路を僕は歩いてく
なにがあろうと
この未来への切符は手放さない
僅かでも可能性があるなら
信じてみるから
また笑える日がくればいいな
また君と笑いあえればいいな
小さく呟いて
握り締めた未来への切符
さぁ
歩いていこう
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