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桜並木
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作詞 北斗七星 |
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澄んだ春の空気が 君の髪を揺らす
そんな優しい光景 今も胸を満たす
空は相も変わらずに 今日も朝日迎える
そんな見慣れた光景 今は君がいない
春先の街 桜並木は桃色に染まってく
「綺麗だね」って 君の声が聞こえたような気がした
木漏れ日揺れる 桜並木の下で
去年と同じ 桃色の中で
足りない声が 僕の心をきゅっと
切なく締め付けた
空は赤く染まって 今日も夕日見送る
こんな繰り返しの中を 人は歩いてゆく
夕暮れの街 桜並木は鮮やかに彩られ
「綺麗だね」って 僕の声が届いていたらいいなぁ
夕暮れ染めた 桜並木の下で
ベンチに腰掛け 遠い日をなぞる
君との日々が 僕の心をそっと
優しく満たしてく
街はネオンを灯して 今日も月を迎える
ひとり電車に揺られて 僕は家路につく
人はいつか旅立つと 誰もみんな知ってる
そんな当たり前の悲劇 だけど僕は進む
思い出満ちる 桜並木をずっと
記憶の片隅 焼き付けておこう
いつしか僕が 君と同じ場所に
旅立つその日まで
「待っているから」 なんて空耳が
確かに聞こえたよ
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