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哀歌
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作詞 北斗七星 |
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月明りが哀愁を運んでくる 真夜中
頬を伝う涙の冷たさで 命を感じた
燻らす煙草が喉を締め付け 言の葉は音を失う
嗚咽と共に溢れんとす 泣事は掻き消され
嘆き 悔めど世界は廻る
冷たい記憶に価値は無く
見据えるべきは 涙の先
霞んでしまったその先を
輝くは幾千の星々と月 真夜中
頬を伝う涙は照らされて その様は玉
燻らす煙草が燃え尽きたころ 頬伝う涙枯れて
残り香薫る部屋の中 立ち込める擬かしさ
冷たい記憶重なり合い 紡ぎ出すは
悲しみの不協和音
決して紡げぬ交響曲
拭えど拭えど褪せぬ記憶なら
引き連れるしか術は無く
嘆き 悔めど世界は廻る
冷たい記憶に価値は無く
見据えるべきは 涙の先
霞んでしまったその先を
朝焼けが喜びを運んでくる 恐らく
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