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赤ピーマンの恋
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作詞 すぅ |
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ボクを積んでくれたあなた。
すっごく優しく包んでくれて 温かい手。
緑色のボクは 一瞬にして赤くなった。
『もっとそばにいたい』と何度想った事でしょう。
ずーっと一緒が良いって毎晩願った。
だから 神様はボクの願いを聞いてくれた。
あなたはボクを 冷蔵庫に入れた。
冷たくて真っ暗な世界。
だけどボクは 君のそばにいるためにがんばったよ。
ボクが大好きなあなた。
すっごく透き通った瞳をもって じっと見つめる。
緑色のボクは 一瞬にして赤くなった。
『あなたに食べてもらいたい』と何度願った事でしょう。
あなたに食べられてずっと一緒にいたいと風に頼んだ。
だけど 神様はボクの願いを聞いてくれなかった。
朝早くに急につままれ 怖くて怖くて。
ボクはもう死んじゃうんだって想った。
もうあなたには会えないんだって 涙を流した。
筋肉質の男がボクを乱暴に鍋にいれる。
ぐつぐつ燃える火の中は暑かった。
本当にあなたとは離れるんだって怖くなった。
でもあの香りが ふわっとした。
懐かしくて暖かい シャンプーの香り。
生まれた頃の事を思い出す。じわっと流れる涙。
あなたがいた。あなたがボクを見つめて笑顔を見せる。
嬉しい。嬉しい。嬉しい。モウ ギザウレシスゥゥゥ!!!!
赤いケチャップのおしゃれしてあなたの前に再登場。
ドキドキしちゃって湯気が出る。
あなたはボクをフォークでやさしくすくって 口へ運ぶ。
やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
神様ありがとう!
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