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観覧車
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作詞 空想科学少年 |
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繋ぎ合わせた言葉は 君の涙で
滲んで霞んで崩れた 夕日に照らされた足元へ
真下を歩く人々が 小さく見えた
揺られ揺らぐ君が 急に遠くに感じた
近くにいるだけで全てを安心していた 僕
繋いだ手からはいつしか孤独が伝わってきた
壊れそうな心を結んで 寄りそってた日々は
明日を迎える恐怖さえも 愛で包み込んだ
鮮やかによみがえる記憶を なぜ今頃・・・
このまま身をゆだねれば 幸せの頂から
ゆっくりそれでも確かに 望まない場所へ
気づけばすぐ傍に 傷つきやすい笑顔の君
遠くを見据えた瞳で 思いを語りかける
はぐれた2人がまた笑うには 最後の指をほどいて
頼りない一夜を独りで 明かすことだと
努々後ろを振り返らず 嘘でも前に
この観覧車を降りたら 君ともお別れ
「ごめんね」も「ありがとう」も言えそうにないから
せめて見えなくなるまで 祈らせて
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