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観覧車
作詞 空想科学少年
繋ぎ合わせた言葉は 君の涙で
滲んで霞んで崩れた 夕日に照らされた足元へ
真下を歩く人々が 小さく見えた
揺られ揺らぐ君が 急に遠くに感じた

近くにいるだけで全てを安心していた 僕
繋いだ手からはいつしか孤独が伝わってきた

壊れそうな心を結んで 寄りそってた日々は
明日を迎える恐怖さえも 愛で包み込んだ
鮮やかによみがえる記憶を なぜ今頃・・・

このまま身をゆだねれば 幸せの頂から
ゆっくりそれでも確かに 望まない場所へ

気づけばすぐ傍に 傷つきやすい笑顔の君
遠くを見据えた瞳で 思いを語りかける

はぐれた2人がまた笑うには 最後の指をほどいて
頼りない一夜を独りで 明かすことだと
努々後ろを振り返らず 嘘でも前に

この観覧車を降りたら 君ともお別れ
「ごめんね」も「ありがとう」も言えそうにないから
せめて見えなくなるまで 祈らせて

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 観覧車
公開日 2008/01/14
ジャンル ポップス
カテゴリ 失恋
コメント こんなに丁寧に愛撫した作品は初めてです。面白い表現を探すより先に、自然に生まれてきた言葉を選びました。ポルノグラフィティの晴一さんの名言「嘘でも前に」を使わせてもらった失恋フィクション。
空想科学少年さんの情報













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