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寒の恋歌
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作詞 由 |
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白と黒
区別のつかない人
他の誰とも違う色の涙をずっと流し続けてる
水たまり
哀しく月を浴びて
朝には灰かぶり いずれ赤く赤く どす黒く
君がもし約束を捨てても
あたしの未来が壊れても
在り続けると信じたものが消えたとしても
雪の夜 寒の恋歌
過去に何度も決めたのだから
時を終えても最後まで せめて叶うまで
火種の穂 炎の雨が
あたしの記憶を枯らすけど
白く白く小さな光が君を守るよ
さよなら
手を繋ぐ
身を寄せてうずくまる
どうにもたまらなくてギュッと唇を噛んで血を出した
目を見れない
言葉さえ出てこない
少し気を緩めたら途端に瞼が熱を持った
距離の開いたふたつの世界は
ギリギリまでふたりを繋いだのに
触れない人に手を伸ばすのはちょっと、辛いよ
真夜中に 氷柱のように
惑う心も棘のように
時の終わりまでと言ったけど 守れない気がするの
灰の姫 形はなくて
悔しい思いをしたのだろう
篝火も貰い火も 今はもういらないよ
朝も明けぬ丑三つ時に
ひとりでそっと家を抜けて
神様の忠告も無視して
君を捜しに
白雪の仁 寒の恋歌
今も変わらずに残るので
時を終えても最後まで 叶うまで離れない
火種の穂 涙が燃えて
あたしの記憶は連れ去られた
白く白く小さな光が君を守るよ
さよなら
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