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| 作詞 フラワー・ムーン |
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これ以上 どう頑張ったって無駄だよ...
もう 遅い...
確かにね
もう遅いかもしれない
もっと前から頑張っていればよかったって後悔する私がいる
きっとこの先、私はもっと後悔してるかもしれない
頑張らないといけないのわかってる
気持ちでは...もっと良くなりたいなら、もっと頑張らなきゃ駄目って思うんだけど...
どうしてもそれが行動にできなくて...
余計にしんどくなって...将来とか考えるのも嫌になる
結局、私は逃げてたんだ
でも、どうしても嫌だった
あんたは逃げてるよって言われても、それを認めるのが嫌だった
私は逃げてるって自分で一番わかってたけど...認めたくなかった
逃げてる私を変えたいって思った...
教室にいるのも苦痛
どうにか頑張って机にむかっても、やっぱり無理 全然わかんない
クラスメイトに頑張れって言われても、あんたらに何がわかるんだって心では思ってた
そんな私を変えたいって思った...
そんな時だった...
毎朝、学校に行く前、髪型をつくるのに30分も時間をついやす私...
その日の朝も、いつも通り鏡の前に座って、髪をとかした...
そしたら、私の髪がぬけたんだ
その時の気持ちは、あんまり覚えてない
ただ、心の中に、大きな穴があいた感じだったと思う
髪がぬける病気だって
でも、今のところは、分け目を変えたりすれば、髪がないとこも隠せる
それでもこの先...どうなるかはわからない
「こういうのを絶望って人はいうんかな
アホな私にはそんな難しい言葉...わからんけど」
って私は、お母さんに言った
お母さんの返事は、思いもよらないものだった
「こういうのを希望っていうねんで」
...？？..「何言ってるん？」
その時の私は、アホすぎて、お母さんの言ってる意味がわからなかった
でもね、今ならわかる
入院した私のところにクラスメイトとか、先生が来てくれて...
最初は、すごく嫌だった
何で、私をいじめるようなことをするの？って思った
でも...
みんなの笑顔があったかい感じがした
何でかわかんないけど...最初の嫌な気持ちとか、全部どっかにいってた
私は、みんなと一緒に笑ってた
病気になってなかったら、きっと...
あんなにつらい思いはしなかった思う
でも病気になってなかったら、きっと...
笑顔があんなにも、あったかいものなんだっていうこと知らないままだった
病気は、大切なことを教えてくれた
だから、お母さんの言っていた言葉の意味もわかった
アホな私には、うまく言葉にすることができないけどね
とりあえず、今なら、
頑張れそうな気がする。
逃げないよ。
いつか、自分のことを好きって思えるように
頑張るね。
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