|
|
|
君の季節。
|
作詞 シオン |
|
もうそろそろ君の季節。何時に来るとか、今どこ?とかはしゃいじゃって、
もう少し経てば君が来る。
たのしみにまっていた。ずっとずっと。
こないなぁなんて言ってたらきみが「だーれだ?」
なんて言って。
去年の春。
桜が咲くと。君の季節。風が暖かくなると君の季節。
春のものすべてが君の季節。
あのころ、君がひろった小さな桜の花びら。
桜の木見ると。
幾千もの桜が僕らを包む。
その温もりが君に似ていて。
それがあると君がいる気がして。
悲しいことがあってもこのはな思い出せば。
君がいる。
もうすぐ君の季節。ほら、桜が咲いているよ。
まだこないかなぁ。
ずっとずっと待っているから。
ベンチに座り込む。
さくらがぼくを包む。
「だーれだ?」君が言う。
|
|
|