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涙
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作詞 才能無子 |
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強がり小僧の山田君。
あんたの涙は今まで一度も
見たことがない。
どうしてそんなに強がりだったの?
ちっとも強くなんかなかったのに。
野球でも、ちっとも活躍してなかったし、
隣のクラスの鈴木君より、頭がわるかったし。
そんなダメな奴なのに、なんでそんなに強がりなの?
何でそんなに笑ってられるの?
笑うのに理由なんて入らないさ。
例え野球でみんなの足手まといだったとしても、
社会のテストで0点とっても、
ボクは心が強いから。
笑ってられる理由がある。
流す涙になんて、何にも価値なんてないんだから。
見せる笑顔の方が、よっぽど価値があるんだよ。
でも、どうしても涙が出ちゃうときは、
泣けばいい。
ただし、ただ顔をくしゃくしゃにして泣くだけじゃダメだ。
ちゃんと、その後も一生笑っていけるように、
心の自分を磨きながら、一滴一滴流せばいい。
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