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この灰色の街に雪を降らせて
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作詞 鬼畜紳士 |
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「雪を降らせて!」 キミは拗ねた声で叫んでいたね
光を映した瞳も涙、宿していて
何も言えず黙っていた僕
こんな灰色の街にも 祝福の音色が漂い始めていて
周りにはいつも戦友(おまえら)がいた
傷のないジョークを飛ばしていた僕
他の何処より寒い街だったから
僕らは寄り添えたのかもしれない
キミの微笑みも戦友(とも)の声も この街までは彩れない
かじかんだ指を思い出で温めていた
肌を刺す冷気も 心閉じ込める冷笑さえも
お前らがいたから ずっと背で受け止められた
雪を降らすことなんか出来るはずないけれど
「僕はまだ歌えるだろう」
祈りを捧げたことなんてなかったけれど
「願いはきっと届くのだろう」あの灰色の街からだとしても
そう きっと雪は降るのだろう
やがて来る、再会の日に
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