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月光
作詞 TENKU
柵の向こう 行けるのなら今だな
流れる黒い雲 風は逆風

風が強いな 雲が消えてしまうな
浮かび上がった大きな杉と 君の姿

月が照りつけている夜 同じ空の下で会おうぜ
青白い肌揺れる影 夜明けまでは一緒にいよう

戻ることなど最早出来ないな
周りの風景は明るすぎる

静かにそっと指を絡めたまま
息を殺して身を寄せあった 離れぬように

月が照りつけている今日 夜の底で愛し合おうぜ
枯れ葉の鳴る音も聴かず 互いの傷撫で合っていた

許されぬことと知りながら
抑え切れぬ感情の赴くままに
僕ら子供のように 闇を駆けて 柵を越えて
月の下で 夜が明けるまで

枯れ葉の音 見開いた君の目

月が僕らを暴く夜 眩し過ぎて目をつぶってた
同じ空の下にはもういれない 二度と愛し合えない
僕は光も届かない 闇の底に落とされた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 月光
公開日 2007/12/02
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 冷戦時代の禁断の恋を書いてみました。
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