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彷徨
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作詞 TENKU |
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何も見えない雪原で 魂はどこへ行くのだろう
声も出せない吹雪の中 願いはどこへ届くのだろう
地位とか威信とか いつも大事に抱えてた
それだけ それだけでひたすら足を動かしてた
燃え尽き果てるのは 悪い薪より速く
気づけば丸裸 臆病な赤子になっていた
何も見えない雪原で 魂はどこへ行くのだろう
声も出せない吹雪の中 願いはどこへ届くのだろう
隣にいるのは誰だろうか 友なのだろうか
分からないけれども そんなことは最早どうでもいい
「何故 俺 ここにいる」 考えりゃ考えるほど
全てを投げ出し そのまま眠りについてしまいたかった
何も見えない雪原で 魂はどこへ行くのだろう
ああ この死に意味があるのなら
花となり咲き誇るのに
まだ まだ まだ
まだ まだ まだ
命の火が燃えてる 足の傷が暴れてる
まだ進める 転がるように
風の吹く方へ 風の吹く方へ
何も見えない雪原で 俺はどこへ行くのだろう
足跡かき消されてゆくけど 俺自身は消されないぜ
何も見えない雪原で 俺はどこへ行くのだろう
背筋を伸ばし顔を上げて 行く先をにらんでる
何も見えない雪原で 俺はどこへ行くのだろう
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