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問いかけ
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作詞 柚悸 |
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空気のようになってしまえば 色々と楽なんじゃないか
深く悩む事も考える事も きっとしなくて済むからさ
久しぶりに仰いだ夕暮れは 何か言いたげに身を沈めていった
一体なんだっていうんだよ 苦しい思いはしたくないんだ
人間誰だってそう思うだろ?
一秒生きてるだけで 悩みは尽きない
何故こんなにも考えてしまう?
君はそんなの簡単だよ と
俺に笑いながら言ったんだ
それはきっと生きてるから
悩む事も考える事も苦しむ事も
生きているから仕方ない
だってそれも人生だろ?
それも全部ひっくるめて
全部全部背負い込んで
足掻いてもがいて生きてやれ
沈む夕焼けと君の姿 何だかやけに重なって
君の言った言葉達も 痛い程胸に突き刺さる
ちゃんと解ってる それは自分がよく解る
君の言葉が正論で 綺麗事に聴こえたんだ
怒らないで聞いてくれよ?
何でお前はそう はっきりと言えるんだ
お前に俺の気持ちが解るのか?
君はと言えば苦笑して
悲しそうな目で言ったんだ
何も君だけが苦しいワケじゃない
勿論俺だってそう思う事はたくさんある
それでも生きなきゃいけないんだ
諦めたらそこで終わりだから
だからここで立ち止まるな
全部全部生きてる証
辛いのなら泣けばいい
そう言われてたちまち泣き出した
何でここまで考えてくれる?
そんなの簡単だよ、と
君はまた笑うんだ
まだ君はきっと頑張れる
この薄暗いとこから明るい場所まで
きっと駆け出していけるさ
根拠なんて見つからないけど
俺がそう信じてるんだよ
だからここで立ち止まるな
辛くなったら思い出せ
夢のように消えてしまった君に
今何を伝えようか?
なぁ また明日から頑張れるか?
頑張れそうか?
いや 頑張らなくちゃいけないんだ
そう決めた俺の心に 希望と云う華が咲く
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