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幸せは続かなくても
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| 作詞 紗恵 |
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たとえ自分の居場所がわからなくても、
誰かが名前を呼んでくれたなら
己の迷いに打ち勝てたのだろう
長く感じる静かな夜に
黄金に瞬く星模様
貴方と見上げては共に笑った
近くて遠いところに夜空はあるけれど
手を伸ばしたなら今にも届きそうで
それでも届かぬ所にほしぼしはある
目に見えていると言うのにやはり貴方は遠い存在
ある時貴方の命の期限が、
すぐそこまで来ていることを
まわりにいた仲間に言われ初めて気がついた
不安がる貴方の笑みには悲しみが混じっていた
たとえその命がもうつきようとも、
私達が生きている限り
貴方は私達の心のうちで、
いきた軌跡を語りかければいい
まだ終わってもいないのに、
悲しそうなそんな顔をしないで
生きていることが不安ならば、
そんな思いをしないように言葉を言うよ
今にも消えてしまいそうだと貴方は言った
でもまだ貴方はここにいるでしょ、
生きているでしょう、
だから前を見つめていてよ
己の闇に飲み込まれてしまわないで
この先に待つ貴方の死が、
どのようなものであったとしても
貴方は自分の進んできた道を、
誇りに思って旅立てばいい
ずっと私達が傍にいれれば
それが一番いいんだろうけど、
そんな事も言ってられないんだよって
私は貴方にそう言った
人はやがて朽ち果てていく
それはずっと変わっていない
一人に宿る一つの魂はいつしか星へと変わるから
濁りのない光で旅だった先から私達を照らしていてと私は貴方にそう言った。
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