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どれだけ酷い現実でも
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作詞 紗恵 |
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この世界はねじれてる
一本道に見えていても、
歩き出せば何本にも別れていく
いくつもの道がある中で、
進むべき道はただ1つ
日が昇る光の時、
闇が世界を包む夜
人の歩む道は常に光が照らしているのだと、忘れないでいてほしい
もしもこの先の未来で、
私と貴女が戦うことになったとしても、
それは決められている辛い現実だよ
空から降り注ぐ冷たい雨は
私の心を、ただ濡らしていく
闇がすぐ近くまで近づいてる
怪しく怪しく、微笑みながら
脆い(もろい)心を握り潰そうとして
目の前にまでやって来た
でもその闇は消えたりしない
何故なら闇の正体は己の心の弱さだから
何か1つ信じて貫き通せるものがあったならこんな現実を自分の眼(まなこ)に映す事は無かったかもしれない
誰かの為を思って貴女のように、
思い切って涙が枯れそうになるほど泣く事が出来たなら
生きる証なんていらなかったのかもしれない
今自分に見えている道が進むべき道ならば、その先の真実を手にすることを天に誓う
自分のために、
消えそうな光を消さないために
この手をどれだけの血で紅く染めたとしても
私と言う存在が、
この世界から朽ち果て消えてしまう前に
全ての真実をただ――…この眼(まなこ)にうつして行ければもう求めるものは何もない
最後までそっと笑っていたいから、
光のあるうちに出来ることを今また…。
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