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サヨナラ…最愛の君
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作詞 紗恵 |
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見つめる先に答えがあるの?
たとえなくとも僕は行くんだと
自分の求める答えもとめて、振り返ることを恥らった
どれだけ長く険しき旅になろうと僕には関係ないよ
自分に嘘をつく位なら死んだ方がマシだって思っているから
『行かないでっ!!』
そう叫んでた君の言葉は、泣いていたから震えていたよね?
本来ならば暖かく優しく君を護りたかった
吹きつく風が僕を捕らえて見えない鎖で僕を縛る
その時共に甦って来た幼き頃の儚い記憶
戻りたくてももうあの頃に僕は戻れやしない
君を傷つけ悲しませるもの、そんなものはすべて僕がなくすから
ずっと、ずっと笑顔でいてと君の涙に誓っていた
漆黒の空に輝く星が僕らを優しく照らす時、
僕は君に何も告げずに一人で町を旅立った
この先僕はいくつもの命をこの手で殺めるだろう
それが僕の罪滅ぼしだから
嫌になるほどの紅き月夜に一つの剣(つるぎ)引き抜いて
振りかざすように鳥を切った
僕らを照らす流れし星を見つけられたら僕は祈るだろう
この先に待つ己の死がどれだけ残酷なものであろうとも、
僕は死ぬことを恐れてはいないその代わりにただ願うのならば、
誰よりも大切な彼女を護ってください。
二度と彼女の涙は見たくないよ。
旅立つ僕をただ優しく彼女は見つめて涙流して微笑んでた。
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