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ケルティックウインド
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作詞 紗恵 |
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あの日を境に僕等は引き裂かれた
行けないものだろうかこの身を風に変えて、
この空を越えて君のもとへと
そんな事を思いながらまた今夜もあの月に手を伸ばす
あの日、君が居なくなった事でこの森は寂しくなった
帰ってきてほしいものだけれど
それを望むことは出来ないのだとこの身に刻み付けて僕は前を見続け生きている。
僕は風の妖精で、君は…人間
もしも同じ立場に生まれたのならば僕だけを残して君は逝かなかったのかな?
風の妖精は風が消えぬ限り生きる。
しかし人間はいつしか最後を迎える。
そう…、君のように。
僕たち妖精は見える人にしか見えないから君の存在に多少驚いたけど、
今はもうそんなんじゃないんだ。
僕にとってのかけがえのない人なんだって君が消えてから分かった。
だから僕は君の存在を忘れない。
いつか僕が消えた時君と会えることを願って、
今夜もまた輝かしい月に願いを捧げるから。
君も僕を忘れないでいてね。
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