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limpid
作詞 シヅキカレン
わがまま言って泣いて
困らせることができるならよかった
せめて一度だけと無茶でも言って
抱き締めてもらえばよかったんだ

そんな風に できればわたし
こんな風に くるしくなかった?

 世界が輝きすぎていたから
 わたし なんだか夢見ていた
 憧れと痛みとが混ざったような色
 頭の中で渦巻いて そして泡になった

かなしいだけじゃない
名前呼ぶ声のあたたかさは
かわらなくて やさしくて…



ほんとは少しわかってた
笑顔とことばと触れる手の意味
気付かない振りした そしたら溢れて
そろそろ限界だと思ったんだ

あんなこと言って 強がったけど
どんなことしても 消えそうにないな

 世界が色づいて回ってたから
 わたし とてもしあわせだった
 幼さの混ざった思いは届かなくて
 もらったものばかり ここに残ったよ

かなしいだけじゃない
頬に触れた指のぬくもりは
どんな台詞より やさしくて…


まだ泣き止めそうにないけど
こころに残るのは 傷だけじゃないから
あなたのやさしさ
たくさんくれたことば
思い返して 今日は眠るね?

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル limpid
公開日 2008/02/11
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント ずっと傍にいた年上の人に告白して、失恋してしまった女の子をイメージして。恋愛対象として見られていないのに気付かないほど子供でもなくて、それで諦められるほど大人でもない。そんなときに流す涙はきっと透き通っているんじゃないかなあと思って。―limpid(透明な)
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