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無感覚のアイ
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作詞 Dr.Fear |
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君は冷たい言葉を浴びせ
僕の耳をふさいでしまう
君は腐った林檎を投げて
僕の鼻をふさいでしまう
それでも僕には君が
優しさを隠す手品師に思える
君は口内麻酔を取り出して
僕の舌は痺れてしまう
君は厚い手袋を差し出して
僕の手を隠してしまう
それでも僕には君が
照れを隠す手品師に見える
そして君はついに
垂れ下がる糸に手をかけて
部屋の明かりを消してしまう
僕の目はふさがれてしまう
音を頼りに
香りを頼りに
味を頼りに
手触り頼りに
目に見える君と向き合ってきた
それが失われたとしても
君を愛せるかな
金…名声…誇り…
五感を失った人間には
何の役にもたたない
見栄…地位…容姿…
何の役にもたたない
それでも君を愛せるかな
道具に頼りすぎた
その報いを受ける前に
第六感を研ぎ澄まして
感覚だけで愛し合えてゆけるなら
それでいいのに
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