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無感覚のアイ
作詞 Dr.Fear
君は冷たい言葉を浴びせ
僕の耳をふさいでしまう
君は腐った林檎を投げて
僕の鼻をふさいでしまう

それでも僕には君が
優しさを隠す手品師に思える

君は口内麻酔を取り出して
僕の舌は痺れてしまう
君は厚い手袋を差し出して
僕の手を隠してしまう

それでも僕には君が
照れを隠す手品師に見える

そして君はついに
垂れ下がる糸に手をかけて
部屋の明かりを消してしまう
僕の目はふさがれてしまう

音を頼りに
香りを頼りに
味を頼りに
手触り頼りに
目に見える君と向き合ってきた

それが失われたとしても
君を愛せるかな

金…名声…誇り…
五感を失った人間には
何の役にもたたない
見栄…地位…容姿…
何の役にもたたない

それでも君を愛せるかな

道具に頼りすぎた
その報いを受ける前に

第六感を研ぎ澄まして
感覚だけで愛し合えてゆけるなら
それでいいのに

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 無感覚のアイ
公開日 2007/12/05
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 言葉を交わしている時間も大事だけれど、本当に大切な時間は、沈黙で抱き合っていたり、手を繋いでいたり、見つめあったりする時間だと思う。
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