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机上の空論
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作詞 Dr.Fear |
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胡散臭い作家の書いた
恋愛小説を読む
涙を流してみても
現実に応用なんて
できやしないくせに
僕は恋愛論を読む
そして恋愛ドラマを観る
分かったふりをして
自信に満ちた顔で
友に助言したりして
そんな机上論を
いくら繰り返しても
現実の中
君のわずかな仕草の意味が
ふと分からなくなる
椅子から立ち上がると
現実の君と僕
歯がゆいすれ違い
何も伝わらないなんて
嘆いたりして
そんなときに
本物の涙を流したりして
恋愛ソングの2人に
自分たちを重ねたりして
それでもなぜだろう
実現できた試しはない
僕はヒントを求め
また恋愛論を紐解いて
また頭の中で結論を出す
錯覚に気づかずに
また椅子から立ち上がって
君に会いに行く
もしも言葉がくたびれて
沈黙に抱かれたとき
どうすればいいかなんて
分からないけれど
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