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しがらみ
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作詞 Dr.Fear |
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僕らが通った古い街並みは
今では違う景色を見せるだろう
ふるさとは過去じゃなく
変わり続けてゆく未来
寂しさを感じながらも
思い出に花を咲かせる
喩えれば
僕らは仲の悪い双子のよう
あるいは
飼い慣らされすぎた犬のよう
互いに噛みつき合い
互いに憎み合う術を知る
似ているが故に
あの歳月を
君はどう評価するのか
本音をぶつけることを
互いのプライドが許さない
そんな強がりの上に
僕らは今寝そべっている
いつから嫉みだしたのか
いつから壁を築いたのか
それすら分からない
麻痺した痴呆者のように
僕らは情を忘れた
変わらないようで
僅かに変わるふるさと
今も僕らの類似点は
対称軸にポツンと置かれている
碁盤目のふるさとの上
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