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時計と太陽
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作詞 Dr.Fear |
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何処へ行けばいいのか
難しく考えすぎて
気づけば何処にも行けず
ただ1人部屋の中
そんな間にも時計の針は
無情にも決まった方へ進む
それを見つめる僕には
無限の道が開かれていて
進む方向は定まらぬまま
レールから少しはみ出すだけで
大事故につながる列車
それに比べれば僕ら人間には
安全な歩みが保証されていて
一歩を踏み出して見上げれば
雲は風に背中を押され
それぞれが不可解な歩みを進める
僕の道を照らす太陽は
何処へも行かずただ輝き続けるけど
沈むこともあれば昇ることもある
夜の訪れがそれを教える
道の先に可も不可もないなら
僕は何処へでも行けるけれど
もしもがあり得るこの世界
正解と不正解が隠れ待ち構えて
そして僕を沈ませ
僕を昇らせる
部屋から一歩を踏み出し
目をくらませる太陽光は
今日も不可解な雲の隙間を縫って
僕に降り注いでいる
それは道を照らす光でもあり
目をくらませ惑わす光でもある
ああ太陽よ
時計の針を焼き尽くし
僕に思索の時間を与えよ
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