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時計と太陽
作詞 Dr.Fear
何処へ行けばいいのか
難しく考えすぎて
気づけば何処にも行けず
ただ1人部屋の中

そんな間にも時計の針は
無情にも決まった方へ進む
それを見つめる僕には
無限の道が開かれていて
進む方向は定まらぬまま

レールから少しはみ出すだけで
大事故につながる列車
それに比べれば僕ら人間には
安全な歩みが保証されていて

一歩を踏み出して見上げれば
雲は風に背中を押され
それぞれが不可解な歩みを進める

僕の道を照らす太陽は
何処へも行かずただ輝き続けるけど
沈むこともあれば昇ることもある
夜の訪れがそれを教える

道の先に可も不可もないなら
僕は何処へでも行けるけれど
もしもがあり得るこの世界
正解と不正解が隠れ待ち構えて
そして僕を沈ませ
僕を昇らせる

部屋から一歩を踏み出し
目をくらませる太陽光は
今日も不可解な雲の隙間を縫って
僕に降り注いでいる

それは道を照らす光でもあり
目をくらませ惑わす光でもある

ああ太陽よ
時計の針を焼き尽くし
僕に思索の時間を与えよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 時計と太陽
公開日 2007/11/25
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 一歩を踏み出せない半引きこもり的生活を送る人の気持ち。
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