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おやすみ
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作詞 KeG |
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陽の光が落ちて
闇が覆う
控えめにその存在を
誇示する月が
顔を出す
暗やみを照らす
その柔らかな光が
キミの顔を蒼白く映す
すべてがキミを
透り過ぎて
見えるかのように
キミは透き通っていた
握る手から伝わる
微かな体温
いつまでも
この手を離したくない
そう願っても
時は過ぎる
願いとは裏腹に
無情にも
アト少し
アト少しだけ
降り積もった時間は
少しの満ち足りた時間と
たくさんの切なさを
二人の間に残していく
おやすみ
何度繰り返したろうか
発するたびに
この手の握力を弱め
君と僕のつながりを
解こうとした
繰り返される
おやすみ
また明日なんてないから
遠い次までが
受け入れられず
この手は
いつまでも
諦めを理解しない
おやすみ
隣で言えたら
淋しくなんてないのに
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