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しんだとり。
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作詞 高倉 悠久 |
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窓辺に揺れる灯(あかり)
憂鬱そうな空が
遠く見えてた
おいていかないで 雲
私も走りたい…
翼は生えているのに
動かないのは何でだろう
心は持っているのに
笑顔じゃないのは何でだろう
曇の日でもよかった
風が吹いてきたから
飛ぼうと思っただけ
飛べると思っただけ
可哀想な翼を持った
おちたとり。
心は振れる梁
空に行けないまま
風見鶏の真似
逃げていかないで 鳥
私も飛びたいよ…
翼は動かないのに
心だけ先に行きたがってる
笑顔なんか出来なくても
心が壊れることは無い多分
晴れの日ならやめてた?
暴風が呼んでる気がした
警報は聞こえないフリした
飛べると思ってたけど
可哀想に翼が折れた
おちたとり。
春夏秋冬一年めぐり
ヒラヒラ舞う白い羽根
雰囲気込み演出
おいていかないで 心
私さえいなくなるの、あぁぁああああぁぁあぁあぁあああああああああああああああ!!
翼が動かないよ
飛びたいよ翔けたいよでも
笑顔になんてなれっこない
心が壊れたという堕ちてく天使
飛べるんなら何でもいい
窓枠を踏み外したんだっけ
それとも自分で飛んだ(おちた)のかな
飛べると思ってただけの
可哀想な腐り果てた
おちたとり。
腐り落ちた窪んだ眼窩
映るのは何
そうまでしてまだ空を
飛びたいの?
何時の間にか屍
周りには赤黒いいろいろ
羽はちぎれてても
あの鳥だというのは分かるよ
可哀想になりたくもない
天使に祭り上げられて堕ちていくだけ
ああしんだとり。
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