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月に昇ったかぐや姫
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作詞 高倉 悠久 |
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かぐや姫
ねえありもしない奇跡
手の届かない場所へ行ってしまった
貴方にと届くように
僕は今日もまた空を仰ぐんだ
嗚呼…
月はとても奇麗に光る
あんなにもボロボロになってまで
光り続ける理由は何と
いつか貴方に問うたでしょう
「光り続けていれば
いつかは貴方に見てもらえる」
と答えた貴方は僕を照らした
高く高く舞い輝く貴方
何時まで経っても変われない僕
二人はあまりにも不釣合いすぎた…
ねえありもしない奇跡
願うことすらかなわなかったとしても
貴方に見つけて欲しいから
私今日もまた空で輝くわ
嗚呼…
私が消えてしまうのは
きっともっと後なのに
白い煙が立ち上る
私を置いていかないで
ねえ
貴方だけ逃げるの?
ズルいわ
私はあと一億年二億年三億年たってもずっと
貴方のことを恋焦がれているの
なのに貴方は…
月はとても奇麗に散って
いつの間にか壊れていた心(わたし)
光り続ける理由は何と
いつか貴方は問うたでしょう
「光り続けていても
貴方は何時しか居なくなっていた」
死ねたらいいのに、あと何年で?
儚く短く散り逝く貴方と
何時まで経っても終わらぬ私
二人はあまりにも不釣合いすぎた…
ねえ変わらない運命
願うことすらも許されなくなってしまった
かぐや姫は月に昇って永遠に
会えない人に恋焦がれ生きつづける
嗚呼…
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