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キレイ。
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作詞 高倉 悠久 |
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「世界が停止する其の時まで、俺は此処に、いる。」
ただ掌を空に向けた。
・・・
僕があの人を思っているのを、神様、かみさま、知っていますか?
俺があいつを思っているのを、お前は、きっと、知らねぇだろう?
暗い闇の中で誰かが言った。
所詮はそんなの、誰かは嘲る。
僕はそれに頷いて、
世界はそれから色を失くした。
壊れた街で独り探した。
壊したものと、比べるものを。
俺は何も見出せず、
暗い闇を切り裂いた。
ただ一人そばにいればいいと思った。
ただ僕がそばにいられればいい、
きっと、貴方も独りですよね?
ただ独りここにいればいいと思った。
ただ俺が不幸になりゃいい、
きっと、・・・
どこかでキレイな音がして、
赫い、紅い、花が散った。
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