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そらあな
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作詞 華 花 |
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想いを掻き消すように 穴を掘り続けた
何処まで掘っても 答えは見つからないと知ってるのに
土で汚れた手で空を翳せば
いつもの空が 残酷に映えた
無我夢中 で君を失くした光が
薄れて 僕の瞳は赤色に染まった
あとどれだけ掘ればいいの
何百年掘ればいいの
この手にある灯火が消えるまでに君を見つけたい
襲い来る闇の後には眩しい光がさすように
僕は君に光を見せたいよ
心の中に ぽっかりと大きな穴が
小さい穴が段々大きく広がっていった
街ですれ違う人達の心の穴は
きっと違う事に夢中で その穴は塞がれてる
僕の手は 汚さずにいる事だった
だけど僕のしていた事は
君の穴を 広げていただけだった
瞳が 光が
失せるまえに白夜を駆け抜ける
ブラックホールに吸い込まれる前に
君の穴を捜しにいくから
たとえどれだけ手を伸ばしても
高い高い空の穴は塞がることはなかった
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