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Objection
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作詞 華 花 |
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瞳から降り注いだミルクティー
癒えない傷に滴る
耳に聞こえるもの全て
なにもかもピアノに聞こえるんだ
最後に君と笑ったのはいつだったかな
時計をくるくると巻き戻しちゃったよ
頭の中はいつも硝子が飛交って
弱い私には逃げる術もない
教室の窓に「あたし汚いなぁ」
窓に映るあたしと
何処までも澄んだ空
ああなれたらいいな、なんて言ってみる
少しだけ涙がやんだ
君が滲んで消えた夜に
あたしが光を落とせたらいいなって
世界の重力はいつだって
狭間なんかありやしないね
巡る巡る空が晴れた
切ないピアノの泣き声もやんだ
あたしを乗せた虹が
架かればいいのになんて
君が溶けて消えた朝に
あたしもこのまま光になればいいのにって
世界の狭間に君がいれば
少しでも逢えるのに
空が晴れた泣いた眠った
君の表情を見てるようで
少しだけ
嬉しくなった
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