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あおいろ
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作詞 地球 |
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空に あおい 色が広がる
こんなに綺麗な色だっけ とひとりつぶやいた
バスの後ろの二人席 そこにひとりで腰掛けた
寒さで曇った窓ガラス ふれた指に冷たいしずくがついた
その冷たさに少し驚いて指を離す
ふれた部分に丸いあな そこから外の世界が見えた
そこには少し寒そうにした きみと目が合ったんだ
冷たいしずくの何倍も驚いて すぐに目を離してしまったけど
とても とても うれしくなった
頬に 赤い 色が広がり
こんなに嬉しかったっけ とひとりにやけた
びくびくしながら目を戻すと そこにきみは居なかった
寒さで曇った窓ガラス こんどは手のひらであなを作る
その冷たさは気にならなかった
丸いあなを覗き込んだ そしたら君の声が聞こえた
後ろにはすこし赤い顔ををした 君と目が合ったんだ
冷たいしずくの何倍も驚いたけど 目は離してしまわなかった
そこにはすこし笑っている きみの声が聞こえるよ
もう驚くことも出来ないくらい 頬が赤いのが分ったけど
とても とても うれしくなった
空に あおい 色が広がる
こんなに綺麗な色だっけ とひとりつぶやいてみる
空に あおい 色が広がる
こんなに綺麗な色だっけ ときみに聞いてみたくなった
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