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銀世界
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作詞 生今(きいま) |
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僕を隠す 白い魔法
何一つ無いような
埋め尽くされた銀世界
さあ早く僕を塗り潰してよ
春よ来ないで、二度と来ないで
僕の城が壊れてしまう
春よ来ないで、二度と来ないで
閉ざされて心が眠れるのだから
君を避ける 白い魔法
何一つ淀みなく
埋め尽くされた銀世界
さあ早く僕を消え去らせて
誰も来ないで、二度と来ないで
僕の盾は崩れてしまう
誰も来ないで、二度と来ないで
外の眼に今でも怯えるのだから
独りという悲喜に浸り
そっと目を閉じれば
広がる暗闇に目覚めた。
悪夢を抜けて、何処を目指そう
現も夢も逃げ続ける
魔法よ、ずっと雪を降らして
子守唄を聞かせておくれ
それでもいつか温かな指が
僕の肌に触れるのでしょう
季節も人も僕の願いを
叶えてはくれない
それならいっそう
この体ごと
溶けて無くなればいい
季節も人も僕の願いを
叶えてはくれないけど
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