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我侭
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作詞 生今(きいま) |
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願いすぎて、求めすぎて、
背負わせたことが多すぎて、
貴方の腕も心も重くした。
たくさん傷もつけた。
気が付けば貴方は動けなくなって。
立ち竦む二人。
手を差し出すべきなのは私だけど
何もできない空っぽな私。
それでも貴方は救おうとしてくれる。
千切れそうに微笑んで
力の限り震える手を伸ばしてくれる。
優しすぎる貴方を見ていられなくなる。
どうしたらいいか、もっとわからなくなる。
いつの間にか覚えていた
貴方の笑顔と温かさ。
けれど、まだ足りない。
人からもらうものではなくて
自分で手に入れるもの。
貴方の愛を受けとめる心、
負わせた荷を持つ少しの力。
貴方の荷に手を伸ばしてみる。
私が傷つけた貴方の心。
今なら触れられる気がする。
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