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探しモノ
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| 作詞 1ミリ |
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ずっと前から探しているものがある
それが何が俺にはわからないんだ
朝
いつものように
みんな俺を避けていく
目も合わせねえ
俺には一体何が足りないんだ
俺には何かが欠けている
それをずっとずっと探しているのさ
一体何だ？
全然わからねえ
聞こうにも誰も俺の言葉を聞こうとしない
俺は在るだけ
居るんじゃない
在るだけだ
ただ、それだけ
みんな俺を避けていく
風をきって横を通り過ぎる
俺の髪がなびく
それが通り過ぎる人間の
足の速さを物語っているのさ
俺にないものはなんだ
誰か教えてくれよ
なあ、教えてくれ
そしてそれをくれよ
なあ
なあ
そう叫ぼうとした時
ふと風が止んだ
誰かが俺の前で足を止めた
顔を上げると、お前の笑顔
心の中の俺のうるせえ叫び声が止んだ
そしてお前は
一言
「おはよう」
ああ、そうだ
俺が探していたモノは
俺に足りないモノは
俺の欠けていたモノは
お前だったんだ
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