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ダイヤグラム
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作詞 ホッパー |
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有害物質にまみれた粉塵の中で
声を殺して笑ってた
忘れられていくことで
"いらない存在"を標榜した
必要な人
必要な行為
不必要な自分
乗り遅れた電車の中で
ほっと一息つく人々
見送るボクは息を切らし
静かに笑いをかみ締めた
万有引力に逆らった部屋の隅で
声を殺さず泣いてみた
中途半端な自分や
半透明な目の前について
吐き気がするよ
吐く言葉はなく
嗚咽をボクに
研ぎすぎた鉛筆のように
ちょっとの力で折れちゃった
このまま明るい闇を旅しようか
次の駅まで歩いていこう
どうすりゃいい?
下っ腹が疼くよ
歩いてくしかないんだよ
いらなくなって 歩く必要もなくなった
ダイヤグラムからずれたボク
それでも・・・
需要が減った商品のように
忘れ去られていくんだ
必要事項を記入して
せいぜい景品をあててくれ
フラフラまたさまよった
昨日からは想像もつかない
ボクは簡単にできてるな
あしたはきっと浮かれてるんだろ?
・・・次の駅も電車は目の前を過ぎ去った
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